今回は修理例なども交えて、画面割れや暴走のリスクについてまとめました。
画面の故障例
画面割れ
多いのはやはり画面割れです。「ふと落とした拍子にわれてしまって、画面が割れてしまった…。」液晶漏れの症状もたびたび見かけます。程度によっては放置されている方もよく見かけます。しかし、あまりにひどい状態で放置していると、割れた隙間から水分やごみが内部に侵入し故障の原因になります。そうなると画面より圧倒的に高い費用が掛かることになってしまいます。なるべく早く修理に出すことをおすすめします。
タッチ不良
突然タッチが効かなくなった！と来店される方もいらっしゃいます。例として、画面の一部分だけ反応がなくなってしまい、かなり前に一度落としたきり故障の原因が思い当たらないという方が画面交換を依頼されました。画面の一部が使えなくなるだけでパスワードが打ち込めなくなってしまい、スマホが使えない状態になっていました。幸い画面修理で直ったのですが、いきなりのことだとパニックにもなりますし困ってしまいます。頻繁に使うスマホですが、その分こういった故障を完全に防ぐのは難しい側面もあります。
夏場の不調
夏場、車内などにスマホを放置してしまったことのある方も多いと思います。極端に暑い場所はスマホに大きな負担になります。ある特定の機種で夏にゴーストタッチ（画面暴走）の修理件数が増えたりもします。スマホの車内放置はほかにも多くのリスクがありますので、気をつけましょう。
画面故障・放置すると
画面割れの放置
画面割れから水分や埃が侵入することについては修理例の項で取り上げましたが、水分が侵入すると水没の症状が現れることがあります。画面が割れた時には端末に問題がなくとも、徐々に故障していく可能性があるということです。水没すると、いきなりタッチが効かなくなるなどの画面自体の不調がでる可能性もありますが、電源が突然落ちてしまうといった端末自体の深刻な故障になるケースもあります。画面割れはそのままにしておくと見た目を損なうこと以外にもにデメリットが多いので、早めに修理をしましょう。
画面暴走のリスク
画面暴走はデータを初期化しなければならなくなることがあります。画面が勝手に動く症状は「ゴーストタッチ」（画面暴走）と呼ばれます。ゴーストタッチが起こることによって勝手に電話がかかってしまったり、普段画面をロックしているパスコードを勝手に入力したりしてしまいます。ここで何度も何度もパスコードを間違えて入力してしまうと、端末の初期化をするしかなくなることがあります。実際に画面修理に持ってこられたお客様の中で、画面がついていない状態から修理して起動したとき、ゴーストタッチによって初期化しなければならなくなっていた…という方もいらっしゃいます。
まとめ
画面の割れや暴走は画面だけの問題では済まないこともあります。端末自体が使えなくなる前に早めに対処しましょう。
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